長崎 軍艦島上陸レポート①
こんにちは、ネジコです。
3月上旬、妹と2泊3日の長崎旅行に行ってきました。
初 日 ハウステンボス
2日目 軍艦島、出島、グラバー園、中華街
3日目 平和公園、原爆資料館
といったスケジュールで満喫してきたわけですが、
長崎、素敵でした❤
妹と声を揃えてまた行きたいね、と話しています。
正直言って自分のための自己満足の覚書として、ブログでレポを書きますが、
気持ち悪い程長くなると思うので こいつキモイなと思われた方は
どうぞ読まずにそっとページをと閉じてくださいませ。
(次の記事には写真のみ掲載します)
では・・・
ネジコの長崎旅行一番のお楽しみは2日目の軍艦島上陸ツアーでした。
軍艦島というのはご存知の方もいらっしゃるでしょうが端島(はしま)というのが
正式名称で、明治時代から炭鉱として栄えた島です。
軍艦に形が似ていることから軍艦島というのが通称として定着したそうです。
1974年の炭鉱閉鎖にともなって全ての島民が島を離れ、現在は無人島。
炭鉱時代の名残を感じる設備や、往時の豊かさを象徴するような
鉄筋コンクリートの集合住宅などが残っており、廃墟マニアのメッカとも
呼ばれています。
ネジコは友人に貸してもらった怪しげな雑誌で軍艦島を知って以来、憧れの
気持ちを募らせていました。
「長崎行くなら軍艦島!!!」
と妹に猛アピールして軍艦島上陸ツアーに申込みました。

こちらが軍艦島への上陸チケットです。
軍艦島上陸クルーズさんの高速船ブラックダイアモンド号にお世話になりました。
http://www.gunkanjima-cruise.jp/

AM9:40 出港
船室内ではなく、船尾側の一番後ろの席に着席しました。
たまたまこの席になったのですが、最高のポジションをゲットできたように
思います。
船室内(帰路はそうでした)では景色がよく見えませんし、2階席では
屋根がないので雨合羽を着てびしょ濡れ覚悟の乗船になってしまいます。
船尾のスペースは椅子も簡易的なものだったりして一見ハズレかな?と
思うのですが、窓に遮られることなく景色を楽しむことができ、水しぶきで
濡れる心配もほとんどありません。なので船から素敵な写真を撮ることが
できます。オススメです!

写真はまだ出港後間もなくのものなのでそれほどでもありませんが、
沖に向かうにつれてどんどん波が高くなっていきました。
思っていたよりもだいぶ大きく揺られるのだなとびっくりしましたが、
この時期の長崎としてはこの日の波は普通レベルとのこと。
高速船はスピードが出ている時はそのスピード感が、スピードを落とした
時は波で上下する高低差が、まるでジェットコースターのような乗り物でした。
ネジコはジェットコースター大好きなので今回の船の旅は大変楽しんだのですが
酔いやすい方にとっては酔い止めが必須だろうと思います。
ところで長崎港には造船所がたくさんあります。
連なるドックを海から眺めることができます。
工場萌え人には垂涎の光景が眼前に広がっているわけです。
長崎の景色はこれまで関東近郊で見てきたのとは表情の違う工業地帯でした。
初めて見る造船所の、あまりにも巨大なクレーンに心奪われていた時
船内にガイドのアナウンスが。。。
折しもこの旅行の2日前が約70年間海底に沈んでいた戦艦武蔵の発見日でした。
アナウンスは武蔵が製造されたのがこの長崎の造船所であることを告げました。
このタイミングでこの場に居合わせたことに感激しました。
白黒写真でしか知らないような昔からここでは船が作られていたという歴史と、
戦艦という戦争の道具が作られていたという衝撃と、
観光のためにやって来て楽しく見ている穏やかな景色とが混ざり合って
複雑な光景になりました。
そんな気分に浸っていた時、アクシデントが発生。
まさかの、ス マ ホ が フ リ ー ズ 。
もうすぐ軍艦島見えてくるんですけど!!!
一番カメラ使うタイミングなんですけど!!!
結局 上陸後、カードを差し直したら復旧したのですがその間
私のスマホでは写真が撮れませんでした。
代わりに妹のデジカメを借りて撮りまくりました。
データは次に妹に会う時に渡してもらうつもりです。
すみません(/Д`)
で、上陸しました。

ほぼ上陸のタイミングで曇っていた空も晴れました。神様ありがとう。
(確か)写真中央は築100年の鉄筋コンクリートビル。
かっこよすぎでしょ!
風化した壁といい瓦礫といい、軍艦島はどこを切りとっても画になる
不思議な島でした。
散策できる範囲は遊歩道が整備されたごく一部に限られています。
ルートは島の端っこなので遠くから建物群を眺めるような感じです。
例えるなら写真とか情報とか入手してずっと遠くから憧れていた先輩に、
とうとう5メートルの距離まで接近するチャンスが巡ってきたけれど、周囲に
ガードされていて結局はそれ以上近づけない。でも幸せ。
みたいな気分でした。
上陸ルートは長くないのですが海の状態によって時間も制限されて
しまったので見学はとても慌ただしいものとなりました。
船から波が高くなってきたと連絡が入ったのため予定よりも早く戻る
ことになり 上陸していたのは30分くらいだったでしょうか。。。
(ただ、この日は軍艦島上陸クルーズさん以外のツアーは上陸を断念したり、
船自体出港を見合わせたりしたらしいので、上陸できただけでも本当に
ラッキーでした。)
この辺りの海は波が高くなることも多く、台風などの日には波しぶきが
簡単に島を越えていくそうです。この日もいたるところに水溜りが散見
されましたが、それも防波堤を越えてきた海水なんですって。
軍艦島けっこう盛り上がっているのに自然の力ってすごいです。



あちこち瓦礫が目立ちますが、中にはけっこう新しい瓦礫も多いようで
ガイドさんが「あれは去年台風の時に崩れたところです」とか教えて
くれました。
あちこち老朽化しているのと、容赦ない自然の力で軍艦島は刻々と
姿を変えているのだそうです。ガイドさんが「ぜひ 軍艦島の今の姿を
目に焼き付けてください」と仰っていました。
何年単位とかではなく日々、姿を変えていってしまう、そしていつかは
無くなってしまう姿かと思うとずっと見つめていたい気持ちになりました。

ガイドさんのお話しで面白かったのがこの赤いレンガの壁。
「皆さん見てるこのレンガ赤い色をしてると思いますが、昨日までは
真っ白でした。」
???
どういうことかと思ったら、レンガに海水の塩がしみ込んでいて、晴れて
乾くとどんどん結晶化して表面を白く覆ってしまうのだそう。
この前日は雨だったのでちょうどその塩が洗い流されたのがこの姿。
写真でも既に一部白っぽくなってきていますが、この日の午後にはまた
この壁は白くなってしまうそうです。
その他にも色々なお話を聞きました。
かつての軍艦島がどれほど豊かであったか。人口密度がすごかったこと。
水の確保が島にとって重要であったこと。炭鉱での労働は過酷なもので
あったこと。ツアーに参加される方の中にはかつてこの島の住民だった方が
とても多いこと。
熱心に、かつたくさんのことを解りやすく話してくださったガイドさん
どうもありがとうございました。
・・・そしてここまでお付き合いくださった方が万一いらっしゃいましたら
どうもありがとうございました。
あまり写真も貼れずに長文ばかり書いてすみません。
手持ちのわずかなスマホの写真に、時系列で体験したことを忘れずに
詰め込もうと欲張ったらこうなりました。
どうもすみませんでした。
次回の記事でこの日の写真を紹介します。
文章はほとんどありませんのでご安心ください。
ネジコ
3月上旬、妹と2泊3日の長崎旅行に行ってきました。
初 日 ハウステンボス
2日目 軍艦島、出島、グラバー園、中華街
3日目 平和公園、原爆資料館
といったスケジュールで満喫してきたわけですが、
長崎、素敵でした❤
妹と声を揃えてまた行きたいね、と話しています。
正直言って自分のための自己満足の覚書として、ブログでレポを書きますが、
気持ち悪い程長くなると思うので こいつキモイなと思われた方は
どうぞ読まずにそっとページをと閉じてくださいませ。
(次の記事には写真のみ掲載します)
では・・・
ネジコの長崎旅行一番のお楽しみは2日目の軍艦島上陸ツアーでした。
軍艦島というのはご存知の方もいらっしゃるでしょうが端島(はしま)というのが
正式名称で、明治時代から炭鉱として栄えた島です。
軍艦に形が似ていることから軍艦島というのが通称として定着したそうです。
1974年の炭鉱閉鎖にともなって全ての島民が島を離れ、現在は無人島。
炭鉱時代の名残を感じる設備や、往時の豊かさを象徴するような
鉄筋コンクリートの集合住宅などが残っており、廃墟マニアのメッカとも
呼ばれています。
ネジコは友人に貸してもらった怪しげな雑誌で軍艦島を知って以来、憧れの
気持ちを募らせていました。
「長崎行くなら軍艦島!!!」
と妹に猛アピールして軍艦島上陸ツアーに申込みました。

こちらが軍艦島への上陸チケットです。
軍艦島上陸クルーズさんの高速船ブラックダイアモンド号にお世話になりました。
http://www.gunkanjima-cruise.jp/

AM9:40 出港
船室内ではなく、船尾側の一番後ろの席に着席しました。
たまたまこの席になったのですが、最高のポジションをゲットできたように
思います。
船室内(帰路はそうでした)では景色がよく見えませんし、2階席では
屋根がないので雨合羽を着てびしょ濡れ覚悟の乗船になってしまいます。
船尾のスペースは椅子も簡易的なものだったりして一見ハズレかな?と
思うのですが、窓に遮られることなく景色を楽しむことができ、水しぶきで
濡れる心配もほとんどありません。なので船から素敵な写真を撮ることが
できます。オススメです!

写真はまだ出港後間もなくのものなのでそれほどでもありませんが、
沖に向かうにつれてどんどん波が高くなっていきました。
思っていたよりもだいぶ大きく揺られるのだなとびっくりしましたが、
この時期の長崎としてはこの日の波は普通レベルとのこと。
高速船はスピードが出ている時はそのスピード感が、スピードを落とした
時は波で上下する高低差が、まるでジェットコースターのような乗り物でした。
ネジコはジェットコースター大好きなので今回の船の旅は大変楽しんだのですが
酔いやすい方にとっては酔い止めが必須だろうと思います。
ところで長崎港には造船所がたくさんあります。
連なるドックを海から眺めることができます。
工場萌え人には垂涎の光景が眼前に広がっているわけです。
長崎の景色はこれまで関東近郊で見てきたのとは表情の違う工業地帯でした。
初めて見る造船所の、あまりにも巨大なクレーンに心奪われていた時
船内にガイドのアナウンスが。。。
折しもこの旅行の2日前が約70年間海底に沈んでいた戦艦武蔵の発見日でした。
アナウンスは武蔵が製造されたのがこの長崎の造船所であることを告げました。
このタイミングでこの場に居合わせたことに感激しました。
白黒写真でしか知らないような昔からここでは船が作られていたという歴史と、
戦艦という戦争の道具が作られていたという衝撃と、
観光のためにやって来て楽しく見ている穏やかな景色とが混ざり合って
複雑な光景になりました。
そんな気分に浸っていた時、アクシデントが発生。
まさかの、ス マ ホ が フ リ ー ズ 。
もうすぐ軍艦島見えてくるんですけど!!!
一番カメラ使うタイミングなんですけど!!!
結局 上陸後、カードを差し直したら復旧したのですがその間
私のスマホでは写真が撮れませんでした。
代わりに妹のデジカメを借りて撮りまくりました。
データは次に妹に会う時に渡してもらうつもりです。
すみません(/Д`)
で、上陸しました。

ほぼ上陸のタイミングで曇っていた空も晴れました。神様ありがとう。
(確か)写真中央は築100年の鉄筋コンクリートビル。
かっこよすぎでしょ!
風化した壁といい瓦礫といい、軍艦島はどこを切りとっても画になる
不思議な島でした。
散策できる範囲は遊歩道が整備されたごく一部に限られています。
ルートは島の端っこなので遠くから建物群を眺めるような感じです。
例えるなら写真とか情報とか入手してずっと遠くから憧れていた先輩に、
とうとう5メートルの距離まで接近するチャンスが巡ってきたけれど、周囲に
ガードされていて結局はそれ以上近づけない。でも幸せ。
みたいな気分でした。
上陸ルートは長くないのですが海の状態によって時間も制限されて
しまったので見学はとても慌ただしいものとなりました。
船から波が高くなってきたと連絡が入ったのため予定よりも早く戻る
ことになり 上陸していたのは30分くらいだったでしょうか。。。
(ただ、この日は軍艦島上陸クルーズさん以外のツアーは上陸を断念したり、
船自体出港を見合わせたりしたらしいので、上陸できただけでも本当に
ラッキーでした。)
この辺りの海は波が高くなることも多く、台風などの日には波しぶきが
簡単に島を越えていくそうです。この日もいたるところに水溜りが散見
されましたが、それも防波堤を越えてきた海水なんですって。
軍艦島けっこう盛り上がっているのに自然の力ってすごいです。



あちこち瓦礫が目立ちますが、中にはけっこう新しい瓦礫も多いようで
ガイドさんが「あれは去年台風の時に崩れたところです」とか教えて
くれました。
あちこち老朽化しているのと、容赦ない自然の力で軍艦島は刻々と
姿を変えているのだそうです。ガイドさんが「ぜひ 軍艦島の今の姿を
目に焼き付けてください」と仰っていました。
何年単位とかではなく日々、姿を変えていってしまう、そしていつかは
無くなってしまう姿かと思うとずっと見つめていたい気持ちになりました。

ガイドさんのお話しで面白かったのがこの赤いレンガの壁。
「皆さん見てるこのレンガ赤い色をしてると思いますが、昨日までは
真っ白でした。」
???
どういうことかと思ったら、レンガに海水の塩がしみ込んでいて、晴れて
乾くとどんどん結晶化して表面を白く覆ってしまうのだそう。
この前日は雨だったのでちょうどその塩が洗い流されたのがこの姿。
写真でも既に一部白っぽくなってきていますが、この日の午後にはまた
この壁は白くなってしまうそうです。
その他にも色々なお話を聞きました。
かつての軍艦島がどれほど豊かであったか。人口密度がすごかったこと。
水の確保が島にとって重要であったこと。炭鉱での労働は過酷なもので
あったこと。ツアーに参加される方の中にはかつてこの島の住民だった方が
とても多いこと。
熱心に、かつたくさんのことを解りやすく話してくださったガイドさん
どうもありがとうございました。
・・・そしてここまでお付き合いくださった方が万一いらっしゃいましたら
どうもありがとうございました。
あまり写真も貼れずに長文ばかり書いてすみません。
手持ちのわずかなスマホの写真に、時系列で体験したことを忘れずに
詰め込もうと欲張ったらこうなりました。
どうもすみませんでした。
次回の記事でこの日の写真を紹介します。
文章はほとんどありませんのでご安心ください。
ネジコ
ねじこうば見学
こんばんは、ネジコです。
本日は埼玉県草加市のネジ屋さん、(有)浅井製作所さんに
“こうば見学”に行ってきました(*´艸`*)
浅井製作所さんは1.4ミリ径~3ミリ径程の小さなネジを製造している町工場。
社長の浅井英夫氏が一人で全ての作業をこなしていらっしゃいます。
浅井さんとは不思議なご縁でお話させていただくようになり、先日のデザフェスで
初めてお会いし 本日のこうば見学が実現しました。
ネジを扱う私たちにとっては本業のねじ屋さんは憧れの存在。
未だ見ぬねじ製造現場に期待を膨らませて何日も前から楽しみにしていたのですが、
実際行ってみると…とてもとっても楽しかったです!
この興奮が醒めないうちに、レポートいってみます。
東武スカイツリーライン谷塚駅から徒歩約20分。
年季の入った看板を発見。

門を入ってすぐ左手の建物からは絶えることなく機械音が。。。
「ガシャコン、ガシャコン、ガシャコン・・・」

油の独特の匂いがたちこめる工場内ではたくさんの機械が動いていました。
機械1台で1日数万本ものネジが作れるんだとか。

モーターを動力に、規則正しく動く機械。
カ、カッコイイ~(//´艸`//)

ネジの材料の金属線。
ネジ1本分の長さずつ機械に取り込まれ、ネジへと加工されていきます。

自分のためのメモも兼ねて書いておくと、浅井製作所での加工は大きく分けて
「圧造」と「転造」と「足割り」の3つ。
圧造でネジ頭の成型、転造でネジ山の成型、物によってはネジ穴の無いところに
ネジ自身で穴を穴を空けていくの(タッピング)を助けるための足割り。
それぞれ専用の機械があり、工程ごとに機械にかけている。
特に面白かったのがネジ頭を作る圧造の機械。
目の前で金属線がネジへと変身する様は見ていて飽きません。

圧造の過程では文字通り金属線をプレスすることで形が変わっていきます。
左から カットされた金属線、1回目のプレス後、2回目のプレス後。
ネジ山の無いネジってなんだか不思議ですけどこれはこれでカワイイ。
浅井社長の人柄もあり、楽しくて時間が経つのがあっという間でした。
ネジモチーフの商品を展開している作家さんを教えていただいたり、
町工場を紹介した本を教えていただいたり、浅井社長とお話させて
いただくなかで工場見学以外にも収穫がたくさん。
お忙しいなかでも気さくに、親切にお話しして下さった ネジ道の大先輩
浅井社長 本当に有難うございました!!
ちなみに、面白そうだと思った方へは…
浅井製作所では随時こうば見学を受け付けているようです。
http://nejikouba.com/kengaku.htm
どうやってネジができるのか?
その答えを自分の目で見てくることができます。
オススメの工場見学ですのでぜひどうぞ(^U^)
というわけで以上、ねじ工場見学レポでした。
本日は埼玉県草加市のネジ屋さん、(有)浅井製作所さんに
“こうば見学”に行ってきました(*´艸`*)
浅井製作所さんは1.4ミリ径~3ミリ径程の小さなネジを製造している町工場。
社長の浅井英夫氏が一人で全ての作業をこなしていらっしゃいます。
浅井さんとは不思議なご縁でお話させていただくようになり、先日のデザフェスで
初めてお会いし 本日のこうば見学が実現しました。
ネジを扱う私たちにとっては本業のねじ屋さんは憧れの存在。
未だ見ぬねじ製造現場に期待を膨らませて何日も前から楽しみにしていたのですが、
実際行ってみると…とてもとっても楽しかったです!
この興奮が醒めないうちに、レポートいってみます。
東武スカイツリーライン谷塚駅から徒歩約20分。
年季の入った看板を発見。

門を入ってすぐ左手の建物からは絶えることなく機械音が。。。
「ガシャコン、ガシャコン、ガシャコン・・・」

油の独特の匂いがたちこめる工場内ではたくさんの機械が動いていました。
機械1台で1日数万本ものネジが作れるんだとか。

モーターを動力に、規則正しく動く機械。
カ、カッコイイ~(//´艸`//)

ネジの材料の金属線。
ネジ1本分の長さずつ機械に取り込まれ、ネジへと加工されていきます。

自分のためのメモも兼ねて書いておくと、浅井製作所での加工は大きく分けて
「圧造」と「転造」と「足割り」の3つ。
圧造でネジ頭の成型、転造でネジ山の成型、物によってはネジ穴の無いところに
ネジ自身で穴を穴を空けていくの(タッピング)を助けるための足割り。
それぞれ専用の機械があり、工程ごとに機械にかけている。
特に面白かったのがネジ頭を作る圧造の機械。
目の前で金属線がネジへと変身する様は見ていて飽きません。

圧造の過程では文字通り金属線をプレスすることで形が変わっていきます。
左から カットされた金属線、1回目のプレス後、2回目のプレス後。
ネジ山の無いネジってなんだか不思議ですけどこれはこれでカワイイ。
浅井社長の人柄もあり、楽しくて時間が経つのがあっという間でした。
ネジモチーフの商品を展開している作家さんを教えていただいたり、
町工場を紹介した本を教えていただいたり、浅井社長とお話させて
いただくなかで工場見学以外にも収穫がたくさん。
お忙しいなかでも気さくに、親切にお話しして下さった ネジ道の大先輩
浅井社長 本当に有難うございました!!
ちなみに、面白そうだと思った方へは…
浅井製作所では随時こうば見学を受け付けているようです。
http://nejikouba.com/kengaku.htm
どうやってネジができるのか?
その答えを自分の目で見てくることができます。
オススメの工場見学ですのでぜひどうぞ(^U^)
というわけで以上、ねじ工場見学レポでした。
テーマ : 日記というか、雑記というか…
ジャンル : 日記
名古屋出展 裏レポート①
実は ねじネジの先月の名古屋出展には裏テーマがありました。
それは 名古屋港の工場見学です。
クリマの会場ポートメッセ名古屋といえば近辺に工場が広がる垂涎スポット。
出展するからには工場見学せずには帰れません。
どんな工場に出会えるのか、クリエイターズマーケットは
わくわくしながらの出展でもありました。

初日 名古屋到着寸前に見えた景色。
工場の朝風景 テンションが上がりました。

初日終了後、宿へ向かう道で出会いました。
コンクリート工場でしょうか。
ごちゃっとしたイレギュラーなフォルムが堪りません。
名古屋にいる間 この道を通る度にねじネジ大興奮でした。

こちらは2日間のイベント終了後、ポートメッセ名古屋の駐車場から。
名古屋の高速道路って、ほんとうに高いところを走っていますね。
さて、2日間のイベントも終わり あとは帰るのみの3日目です。
せっかくなので できるだけ近くで工場にお別れをしようと試みました。

が、名古屋港周辺の工場地帯は関係者以外立ち入り禁止の地区がかなり多い(´д`;)
カッコイイ姿は目に入ってもなかなか近づくことができませんでした。
と…遠いよー;;;

時にはフェンスに阻まれることも。
フェンス越しのキリン。まるで動物園のよう。
港側へ近づく道を一本一本入ってみながら 慣れない名古屋をウロウロ。
試行錯誤してみたものの、今のねじネジにはこのあたりが精一杯でした。
うーん難しい。
初心者の我々にとって、名古屋港は工場萌え心をくすぐるだけくすぐっておいて
なかなか近づかせてくれない 高嶺の花的工業地帯でした。
い、いつかあの子の隣に立ってみせる!!!
密かにそう誓い、名残惜しさに後ろ髪をひかれつつ帰路についたのでした。
・・・そして、この帰路がとんでもなく長くなろうとは
この時のねじネジは知る由もないのでした。
裏レポート②へ続く
それは 名古屋港の工場見学です。
クリマの会場ポートメッセ名古屋といえば近辺に工場が広がる垂涎スポット。
出展するからには工場見学せずには帰れません。
どんな工場に出会えるのか、クリエイターズマーケットは
わくわくしながらの出展でもありました。

初日 名古屋到着寸前に見えた景色。
工場の朝風景 テンションが上がりました。

初日終了後、宿へ向かう道で出会いました。
コンクリート工場でしょうか。
ごちゃっとしたイレギュラーなフォルムが堪りません。
名古屋にいる間 この道を通る度にねじネジ大興奮でした。

こちらは2日間のイベント終了後、ポートメッセ名古屋の駐車場から。
名古屋の高速道路って、ほんとうに高いところを走っていますね。
さて、2日間のイベントも終わり あとは帰るのみの3日目です。
せっかくなので できるだけ近くで工場にお別れをしようと試みました。

が、名古屋港周辺の工場地帯は関係者以外立ち入り禁止の地区がかなり多い(´д`;)
カッコイイ姿は目に入ってもなかなか近づくことができませんでした。
と…遠いよー;;;

時にはフェンスに阻まれることも。
フェンス越しのキリン。まるで動物園のよう。
港側へ近づく道を一本一本入ってみながら 慣れない名古屋をウロウロ。
試行錯誤してみたものの、今のねじネジにはこのあたりが精一杯でした。
うーん難しい。
初心者の我々にとって、名古屋港は工場萌え心をくすぐるだけくすぐっておいて
なかなか近づかせてくれない 高嶺の花的工業地帯でした。
い、いつかあの子の隣に立ってみせる!!!
密かにそう誓い、名残惜しさに後ろ髪をひかれつつ帰路についたのでした。
・・・そして、この帰路がとんでもなく長くなろうとは
この時のねじネジは知る由もないのでした。
裏レポート②へ続く